コロナ禍の昨年、双葉が部活に入ったのは7月でした。
双葉の部活では、その時点で引退せずに残っている3年生が、2割しかいなかったそうです。
目標としていた大会がなくなり、公立中学は学習が遅れ、迫る受験。早々と引退するのも、仕方ありません。
現2年生(新3年生)は、上級生の引退と下級生の指導が同時で、本当に大変だったと思います。
(当時は自分の子どものことで必死だったので、他学年のことまで考えられませんでしたが…)
自分が中学の頃を思い返すと、「2年生の先輩」と「3年生の先輩」はまた違うもので、3年生の先輩はずいぶん大人に見えました。
3年生の先輩を通じて「高校への憧れ」や進路を意識しだした気がします。
双葉には、ポジション直属の3年生の先輩がいないため、今年の3年生には特に思い入れがないそうです。
公立高校の受験結果が出て、卒業式…と、本来なら先輩の背中を見送るはずですが、今年の在校生は卒業式も出られないので、最後まで3年生とはほとんど接点がないままです。
なんだか寂しいなと思いますが、反面、泣きながら頑張る姿を見てきた2年生の先輩には、とても思い入れが強いようです。
来年は、先輩をしっかり見送れるといいね。