去年のことを振り返ります。
双葉(当時中3)の部活引退は、10月でした。
夏休みも連日部活があり、さらに、9月10月も何回か大会がありました。
昨年はコロナが明け始め、人数制限がありながらも、様々なイベントが再開されており、部活的には中学3年間で一番忙しかったです。
中には、夏休み前に部活を引退しているライバルもおり、母はちょっと心配でした。
夏休みは、塾には通っていたものの、正直部活、学校の宿題、塾の宿題で精一杯で、+αのことはできていなかったように思えます。
「今思えばできていなかったこと」は、数学です。
双葉は元々数学が得意だったため、授業と宿題以外、数学を勉強することがあまりありませんでした。
さらに、夏休みは数検準2級の勉強もしていたので、いわゆる受験勉強としての数学は「塾で与えられただけ」だったと思います。
夏休み明け、9月の模試は、実はすごく良い結果が出ましたが、母はこの時からすごく嫌な予感がしていました。
「2月の勝者」にも同じような描写がありますが、「ピークが早くきてしまった」感がありました。
そして秋以降、数学は絶不調でした。
双葉が受験勉強に対して「本気になった」と思えたのは11月以降でしたが、11月の模試は、今までで一番悪い結果となり、12月になってもあまり盛り返せませんでした。
塾での面談では「数学は高得点を取ろうと思わず、捨て問を作るように」と言われる始末。
年末は、あまり口に出しませんでしたが、苦しい日々が続きました。
数学の不調は、「受験勉強としての演習が足らなかった」に尽きます。
時間配分が上手くいかなかったり、問題文をちゃんと読まずに回答したり。
秋以降は、コツコツと難問に取り組み、塾で演習を続けていきました。
年明けの模試から成果が出始め、入試本番は高得点で終えることができました。
巷でよく言われることですが「勉強の成果が出るには時間がかかる」
双葉の場合も、もれなくそのパターンでした。
というわけで、
部活の引退が遅い子は、2学期に成績が下がるのは、ある程度想定内なこと。
逆に、部活の引退が早い子は、夏休みがボーナスステージなこと。
どのみち、2学期の頑張りが12月1月頃の成績に反映されるので、2学期の頑張りが大事なこと。
を書き残しておきます。
ちなみに三春の部活引退は、9月です。
三春の部活もなかなかブラックなので(笑)夏休みの失速をいかに最小限に食い止められるかがカギです。
昨年のことを思い出したら、来年が憂鬱になってきました…