中学受検結果が残念だと分かった時、双葉の第一声は
「みんなすごくできる子ばっかりで不安だったから…」でした。
「…」の後は(ダメだったけど少しホッとした)だと思います。
周りがなぜできる子だと分かったのか?は、当日の雰囲気を察してのことです。
学校の前に並んでいる時、早稲アカのハチマキを巻いてサピックスの時事の本を読んでいる子を見かけ、
「これは場違いな場所に来てしまった」と思いました。
受検会場でも、双葉は雰囲気で「すごくできる子」を察したそうです。
合格者の番号を見て「あー…多分これはあの子だ」などとつぶやいていました。
あんまり明るい話じゃないし、母は
「残念な結果にも関わらず、本人が内心ホッとするような受検をさせてしまった」
ことをずっと後ろめたく思っていたので、
このエピソードはブログに書こうとしては消し…の繰り返しでした。
なぜ今さら書いたかというと、双葉が受検後、初めて当時のことを口にしたからです。
🌱「私が今頑張れているのは、受検の時に頑張ったからかな?」
母「受検の時というより、結果が分かってからも頑張ってるからだと思うよ。
コロナとか色々あったけど、よくやってるよ」
🌱「本当!?私、頑張ってる?やったー」
母「まぁ受検の時も頑張ったけど…。
結局、受かった子って、もともとすごくできる子だったじゃない?
◯×君とか。初対面から違ったでしょ?
1年ちょろっと頑張ったくらいじゃ、元々ダメだったんだよ」
🌱「◯×君は雰囲気が全然違ったよ。
今も色々勉強してるけど、あの頃の勉強(適性検査対策)の方が大変だったよ。
正直、あれに受かるのは、天才か努力家だよ」
母「まあ難易度のことは分からんけど…
双葉も最後の方は塾内順位が上がったから、ワンチャンあるかと思ったけど、仕方なかったね」
その後は違う話題になってしまいましたが、
双葉が自分なりに、受検のことを消化しているかなと思い、ホッとしました。
(ちなみにわが家は得点開示をしていません。
今さら得点を知ってどうなる、という気持ちと、努力の証を知っておけば良かったという気持ちが半々です。)
オチ。
🌱「受験は、国語が得意な子が有利だと思うんだよね」
母「分かってるなら頑張れ(・Д・)」