やっぱりにわかな教育母と次女の高校受験

2025年、次女が高校受験します。(2023年、長女の高校受験終了)

水を縫う(感想あり)

今年の2月、寺地はるなさんの「水を縫う」という本が、有名中学の入試において相次いで出題されたという話題を聞きました。

本屋でも「入試で出題されました」というポップがついているのを見ました。

 

夏休み終盤、「入試問題正解」の国語をちょこちょこと解き始めた双葉。

 

🌱「お母さん、"水を縫う"っていう本、知ってる?」

母「あー、今年の中学入試でえらい出題されたらしいよ。双葉も知ってるの?」

🌱「これ、この問題集でもめっちゃ出てくるよ。◯◯県とか◯◯県とか」

 

どうやら、複数の高校入試で出題されているそうです。

 

双葉が読んでみたいと言うので、中古でゲット。

 

 

双葉が読んだ後、母も読んでみました。

普段あまり読書しないので、読み切れるか不安でしたが、2日で読めました。

 

各章で主人公が変わるので、読みやすい。

入試問題だと思うと身構えてしまいますが、普通にサクサク読めるお話です。

 

ボーダーレスな時代にマッチし、極悪な登場人物もおらず、暗いエピソードもありますが、関西弁と文章の小気味良さでクスッと笑えるところも。

清々しいハッピーエンドですっきり。

 

高校入試問題に使いやすいお話だと思います。

(小学生が読むにはやや難しい気がしますが、中学受験戦士はすごいですね)

 

双葉は「お姉ちゃんの章が好き」と言っていますが、

母はおばあちゃんの章が好きです。

お母さんの章は共感が多かったけど、やや重い。

 

数年前に比べ、双葉は本を読むようになりましたが、ジャンルが偏っています。

こうやって他ジャンルの本を読んでみようと思っただけでも、入試問題正解をやらせて良かったです。

(なお、出来は…)