部活の話です。
久しぶりに、保護者同士でおしゃべりする機会がありました。隣の中学に通う子のお母さんです。
隣「下の子が6年生で、今はサッカーを習っているけど、中学に入ったらサッカー部には入らないかもしれない。
今習ってるサッカーはいわゆる「お遊び」のゆるいもので、しっかりとポジシャンや戦略を決めてプレイしているチームとは違うから、
中学の部活では、力の差がありすぎると思う」
母「うちの中学では、野球やサッカーを本気で頑張る子はクラブチームに所属していて、部活は入らなかったり陸上部みたいよ。
だから、サッカー部も野球部も人数が少なくて、1年生もレギュラーになれるみたい」
隣「え、そうなの?うちの中学とは違うな」
母「え、違うの?うちの中学とは違うな」
同じ市の隣の中学ですか、部活事情は違うようです。
双葉の中学が、どこの部も弱小な理由が少しだけ分かりました。
隣「上の子はバドミントン部なんだけど、保護者の入部説明会の時、顧問の先生が
『サッカーや野球やバスケは、3年間試合に出れない子もいます。しかしバドミントン部は、名前を書けば誰でも試合に出れます』
って言ってたの」
母「名前を書けばってすごいね(笑)ものすごく下手な子同士で試合やったら収拾がつかなさそう」
隣「まぁそのへんは対戦相手次第よね。誰でも試合に出れるのが長所です、って真面目な顔して言い切るから、ちょっと笑っちゃったよ」
バドミントンも、実際はかなり力の差がありそうですが…。
確かに、力量に関わらず試合に出れるというのは、メリットな気がします。
母は中高吹奏楽部でしたが、中1の時は足らないパートの子のみ出場、中2〜高2は全員出場の「全員レギュラー」状態でした。
ソロをやれるか、アンサンブルコンテストで選抜(県大会出場を目指すガチな編成)に入れるかは実力次第と言いつつ、先輩への忖度はあり、高学年になれば「全員経験できる」ことでした。
母はヘタクソだったので、なんとか周りの波に乗るので精一杯でした。
思い返すと「全員レギュラー」にもそれなりの葛藤があり、決して楽なものではありませんでした。
双葉は今「全員レギュラー」の部活ですが、
🌱「他の中学に、うちの中学は下手だって言われて、先輩が怒っていたよ!」
🌱「もっともっと練習して、うんたらかんたらができるようになりたい」
と、燃えに燃えており、お遊びとは遠い領域に入っています。
その部が強豪か弱小か、レギュラーになれるかなれないか、が問題ではなく、
その競技が好きか、
周りと切磋琢磨できるか(良くも悪くも、周りと実力が違いすぎないか)、
練習についていけるか(質、量、時間)、
が部活選びのポイントだと感じました。