やっぱりにわかな教育母と次女の高校受験

2025年、次女が高校受験します。(2023年、長女の高校受験終了)

併願優遇校に行った人の話

大学生のお子さんがいる知人と世間話をしていたら、高校受験の話になりました。

知人「公立の◯◯高校がね、すごく校舎がきれいで、設備も充実してるのよ」

母「えっ、そうなんですか。◯◯高校はうちから遠いから、全然考えてなかったです」

知人「だからさ、うちの子、◯◯高校熱望してたんだけど。

 落ちちゃったのよ」

母「えっ」

ちょっと気まずい母。

でも相手の方は、淡々と話を続けました。

知人「◯◯高校は倍率が高いから、何割かは落ちちゃうんだよね。

 だからうちの子は私立高校に行ったんだけど、その高校はみーんな、公立落ちた子ばっかりでね。

 最初は暗ーい雰囲気だったし、お前はどこの高校落ちたの?って話ばかりしてたって」

ますます、ちょっと気まずい母。

知人「だけど、私立は手厚いのよ。補習が充実してるし。

 公立トップ校の先生をヘッドハンティングして連れてきたりね」

母「えっ!私立ってそんなことができるんすか?」

知人「そう、金の力よ。金でいい先生を引っ張ってくるの。

母「金の力はすごいっすね」

知人「その先生の授業はすごく良かったみたい。

 うちの子は特進コースだったから、よく面倒みてもらえたの。

 ◯◯高校は自由な校風だから、そのまま遊んじゃう子もいるみたい。だからうちは、私立で良かったなって思う」

なるほど。

いわゆる併願優遇の私立高校も、決して悪くなさそうです。

塾に通っていると、合格した子のサクセスストーリーしか紹介されないので、こういう話を聞けたのは参考になりました。

私立高校は、内申点や当日点によって、普通科でもコース分けされていることが多いです。

併願校を選ぶにあたり、母は

「下のコースでも、みんなが知ってる賢そうな高校に行った方がいいんじゃない?

 指定校推薦も充実してそうだし」

と思っていました。

だけど知人は「特進コースだったから手厚くしてもらえた」

と言っています。

賢い高校で並のコースにいるより、ランクを下げた高校で特進コースにいた方が、手厚くしてもらえる可能性が高そうです。

一方、特進クラスだと指定校推薦が使えない高校もあるので、本人の適性と何を目指すかで、併願優遇校を考える必要がありそうです。

双葉はどっち派なのかなー。

ちなみにこの話のオチですが、

母「ちなみに、どこの私立高校に行ったんですか?」

知人「…あー、なんて高校だったっけ?

 ほらあれ、◻︎◻︎駅にあるんだけどね」

子どもの通った高校名忘れたんかーい!(笑)

良くも悪くも、長い目で見れば高校なんて通過点なんだな…と思いました。